キングダム第二十八話「先陣」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

王宮へ続く門の先へは王と従者の五十人しか進むことは出来ない。
しかし、八万の軍勢は王宮より少し離れたところに在るため、王宮の中に入ってしまえばとりあえず問題はない。
五十人の内訳は山の民が四十人、昌文君の部下が十人。

信は河了貂に、おとなしく待っていろ、と言い、河了貂は片手を挙げ了解した様子を見せる。

そして、いよいよ王宮の中へ。

山の民たちの出迎えには竭氏が自ら向かう。
竭氏は山の民と私的に交易を行っており、山界がとても進んでいることを承知していた。
楊端和についても耳にしており、呂氏との決戦を前に山界の力を手に入れるつもりだ。
竭氏は政たちの読み通りに動いていた。

王宮の中を緊張した面持ちで進む信だったが、途中、なんと外で待っているはずの河了貂が付いてきていることに気付く。
今更引き返すことはできないので、仕方なく河了貂も一緒に行くことになった。

ここまで順調に進んでいることに気を良くした信は、このまま王弟の所まで行けるのではないかと言うが、バジオウは、そうはいかないと言う。
いわく、王宮の半ばほどまで行くと「朱鬼」という門がある。
そこからは全員武装を解かなければならない、とのこと。
武器を手放したら、当然戦えなくなる。
したがって、そこが開戦の場所となるのだ。

朱鬼の門の前には、百名ほどの兵たちがいた。
そこへ政たちは真っ直ぐに向かっていく。
全員武器を解け、という兵の言葉に耳を貸さず、第一刃を飾ったのは政だった。



~感想~

さて、いよいよ決戦です。
朱鬼の門は何としても早急に越えなければなりません。
王宮には八万の兵はいないまでも、五十人よりは遥かに多くの兵がいるはず。
モタモタしていたらアウトです。

そんな危険地帯に河了貂が!
でも、河了貂の言う通り、王宮内で信たちが失敗したら、どのみち外で待っていても殺されてしまう。
だったら政や信たちと…

フクロウの格好でこういうことを言われると、無性に愛おしくなります(T_T)

河了貂は朱鬼の門で戦闘が始まる直前、緊張で呼吸がうまくできなくなり、息が苦しそうでした。
そんな調子で大丈夫なのか…ハラハラ

一方、政の目に映っているのは自分の路だけです。
少しの迷いも無く朱鬼の門を守る兵を切り殺しました!
この真っ直ぐな王様と山の王がタッグを組んでいるのですから、まぁ何とかなるでしょう!


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