～あらすじ～

李白・公孫龍軍は谷を挟んで鱗坊・同金軍とにらみ合いを続けていた。
この状態は両軍にとって作戦通りのものであったが、ここで李白は趙本陣に援軍に行くことを決意する。
趙荘だけでは王騎将軍を討つことはできないと踏んだためだ。
これに対し公孫龍は、ここを動くな、と李白を制止する。
そして李白に対し、今回の戦の秘密を明かし始めた。

一方、咸陽では政が楊端和の来訪を受けていた。
楊端和は政に伝えなければならないことがあるという。
楊端和いわく、自分たちは匈奴を討つべく彼らの土地へ攻め入った。
しかし、そこにあったのは十万を超える匈奴軍の屍であり、これを行ったのは趙軍である、とのこと。
そして匈奴を討つほどの軍を隠しておき、今回の戦に参入させるつもりなのだろう、さらに、この策略の首謀者は李牧という男らしい、と続けた。

～感想～

ついに李牧の正体が明かされました。
外見は二枚目で気のよさそうな若者なんですが、頭はたぶんキングダム一キレるんです。
僕は個人的に、昌平君に策で李牧を負かせてほしいな～と思っているんですが、まぁそれは今後の展開を待ちましょう(^^)

しかし、こんな大規模な情報操作ができるものなんですねぇ。
すぐそこにいる大軍が完全に隠されていました( ﾟДﾟ)
こんなことをやられてしまっては、もはやどうすることも出来ない気がしますが…(;_;)