キングダム第百五十六話「到着」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

山城跡で戦見物をしていた河了貂たちは突然、趙の騎馬隊に取り囲まれてしまう。
騎兵は李牧に向かって、迎えに来た、と言った。
そして、河了貂や蒙毅らは後ろ手に縛られてしまい、捕らえられてしまった。
しかし、李牧は非戦闘員を殺すことはせずに、戦が終われば解放してくれる様子だ。
別れ際、蒙毅はカイネに、李牧とは何者だ、と問う。
これに対しカイネは、趙国三大天の一人だ、と答えた。

一方、蒙武軍は趙荘軍に包囲されており、蒙武を含め皆が疲弊しきっていた。
蒙武軍はすでに千騎未満になっており、対する趙荘軍は一万二千。
さらに龐煖の姿もあり、もはやこれまでかと思われたが、そこへ王騎軍が到着する。
開戦より五日、ここに両軍の大将同士が顔を合わせるととなった。



~感想~

龐煖と顔を合わせたときの王騎将軍のセリフにしびれました。
いわく、ここに至るまでに結構かかりましたねぇ、五日… いや九年、さぁ決着をつけるとしましょうか。
なんか重みを感じます。
恨みや憎しみとはちょっと違う感情で、不思議な感覚です。
龐煖も似たような感覚を持っているんでしょうね。
平和な日本に住んでいる僕にはあまり想像のつかない複雑な感情です(^^;

ところで、蒙毅は一体何をしてるんでしょう。
いくら相手が李牧だからといって、いいようにやられ過ぎです。
妹弟子の河了貂になにかあったらどうするんですか!
これじゃあ師匠の昌平君にも怒られるでしょう。
初対面で河了貂が女であることや懐の吹矢をあっさりと見破ったときは、とんでもなく頭のキレる奴だと思いましたが、やはりまだ修行中のようですね。


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