キングダム第百六十九話「死線」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

趙荘が騰に討ち取られたころ、龐煖と斬り合いを続ける王騎将軍に魏加の一隊が迫っていた。
羌瘣がこれに気付き、信に伝えると、信はすぐさま魏加の思惑を悟り、魏加を討とうと馬を走らせた。
魏加は弓の名手。
弓で王騎将軍を狙うつもりなのである。

また、劣勢を強いられていた龐煖であったが、ここへきて無我の境地に達し、力を増していた。
勢いを増した龐煖の攻撃により傷を負った王騎将軍は、手強い策士と武人を同時に相手にするのは骨が折れると言い、ここから打てる策はもはや一つもなさそうだ、と続けた。
これを聞いた周りのものたちは、ついに諦めたかと思ったが、実はそうでは無く、策がないなら力技を用いるということであった。

そして王騎将軍は、秦兵たちに一人十殺を命じ、この死地に力ずくで活路をこじ開ける、と宣言した。
これを聞いた秦兵たちの士気は上がり、攻勢に出る。
王騎将軍も、力を増したとはいえ手負いの龐煖に対し、攻勢を強め、ついに龐煖を討ち取るかに思われたが、その時魏加の放った矢が王騎将軍の背に刺さり、続けて龐煖の矛が王騎将軍の胴を貫いてしまった。



~感想~

ついにキングダムファンにとって痛恨の回が来てしまいましたね(T_T)
あの王騎将軍がやられてしまいました(;_;)

しかし、これは魏加の判断を褒めなければなりません。
魏加が弓を放たなければ、龐煖は討ち取られており、趙荘はすでにあっさりと討ち取られているので、そうなってきたら戦況が変わる可能性が高くなります。
それを防いだ魏加は大変なお手柄でしょう。

でも実は僕、最初に読んだ時は、この段階では王騎将軍が死ぬとは、ほんの少しも思ってなかったんです。
この話の最後のコマを見た時も、原先生描きすぎたな~、これじゃあ致命傷に見えちゃうよ、と思ってました(^^;
それくらい、もう完全に王騎将軍が死ぬということは僕の中ではあり得ないことだったんです。


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